耳をふさがないオープンイヤー型イヤホンの市場において、世界ナンバーワンの世界出荷台数を誇るShokz(ショックス)。耳掛け型、ネックバンド型、イヤーカフ型など、あらゆるオープンイヤースタイルをカバーする、この分野におけるトップシェアともいえるブランドです。

そんなShokzにとって、重要なマイルストーンとも呼べるワイヤレスイヤホンが先日登場しました。「OpenFit Pro」です。

耳をふさがないオープンイヤー型イヤホンの市場において、世界ナンバーワンの世界出荷台数を誇るShokz(ショックス)。耳掛け型、ネックバンド型、イヤーカフ型など、あらゆるオープンイヤースタイルをカバーする、この分野におけるトップシェアともいえるブランドです。

そんなShokzにとって、重要なマイルストーンとも呼べるワイヤレスイヤホンが先日登場しました。「OpenFit Pro」です。

OpenFitはShokzの代名詞的イヤホンでしたが、プロの名を冠したモデルは未登場でした。今回は満を持してプロを名乗ってきましたが、その理由は明白。このモデルはShokzとしては初となる、フォーカスモード(ノイズ抑制機能)を搭載しているんです。
「耳をふさがないのにノイキャンとはこれいかに?」と、そんな期待からユーザーの注目度も上々。お値段39,880円(税込)とハイエンドな製品ですが、さっそく見ていきましょう。
イヤホンのデザインはShokzおなじみの耳掛け型。肌当たりの良いシリコン素材で、長時間使っていても快適な着け心地です。

先にスペックを紹介しておくと、バッテリーはイヤホンのみで最大12時間、ケース充電込みで最大50時間。10分で約4時間再生できる急速充電、Qiによるワイヤレス充電、IP55の防水・防塵機能に対応。装着検出や、紛失時に音を鳴らしてイヤホンを探す機能なども搭載します。

フック部分は超薄型のニッケルチタン合金製を採用し、可動域も充分。OpenFit Proはアルミニウム合金によるユニボデイ(一体成型)デザインになっており、質感や外観もプレミアムな印象があります。

イヤホンの内側と外側、両方に大胆なグリルが設けられています。内側はスピーカーがあるから当然として、外側にもスピーカーを思わせる穴が空いているのはユニークですね。この外側スピーカーからは、ノイズや音漏れを打ち消すための逆位相の音が出ています。
また、内側の赤い出っ張りはフォーカスモード用のマイク。さらに外のノイズを集音するためのフィードフォワードマイクが2基、装着者の耳のノイズを集音するためのフィードバックマイクが1基搭載されています。機能がギュっと詰まっていて、ガジェットファン目線でも惚れ惚れするポイントです。

音質ですが、非常に良いですね。オープンイヤーにありがちな低音の物足りなさはなく、プレシジョンベースのパンチのある中高域もハッキリ感じられます。音量も出ており、このあたりのサウンドチューニングはさすがShokzです。
やはり気になるのは、今回から搭載されたフォーカスモード。これがノイズを抑制するモードにあたります。キャンセリングと言っていないあたりが控えめではあるものの、その効果は……おぉ、確かにノイズが減った!
電気製品の駆動音、車の走行音といった低域のノイズに対してはガッツリと抑制できていますね。ですが、フォーカスモードにするとエレベーターで高所に登ったような耳閉感があり、慣れるまでは違和感がありました。激しめの音楽を再生していると気になりませんが、ジャズやバラードなどだと気になったかな。まるで初期のノイキャンワイヤレスのような感覚です。

イヤホンの操作は物理ボタン。これも良い判断で、誤タッチがないためストレスフリーでした。1タップ、2タップ、3タップ、長押し、1タップ+長押しの5種類の操作に対応し、アプリからカスタマイズも可能です。

また、アプリからはDolby AtmosモードやヘッドトラッキングのON/OFF操作も可能。Shokzの「OpenFit 2+」や「OpenDots One」などはDolby Audioに対応してはいましたが、立体感の表現においてはDolby Atmosの方が上位機能になります。映画やゲームにおいても臨場感マシマシです。

製品には装着時のフィット感をさらに高めるサポートアクセサリーも同梱されています。装着位置がより固定されるので、ランニングなどアクティブなシーンで便利そうです。耳が小さくてイヤホンを安定させづらい人にも良さげですね。

ケースの質感も上質で、いかにも「良いものを持っている」という気分にさせてくれます。マット素材と金属の組み合わせがカッコいい。
なんせ、オープンイヤーなのにノイズを抑えるという革新的機能を実現してきた点は驚きです。さすがにカナル型のノイキャンワイヤレスほどの効果はありませんが、「ちょっと集中したいから静かな環境が欲しい」といったニーズには応えてくれています。カフェや社内で使う分には、申し分のないリダクション性能でしょうね。
もちろん音質も良し。個人的にはデュアルドライバーを搭載してきた2025年1月のモデル「OpenFit 2」の時点で、Shokzの音質には満足していました。が、それを超えるパワフルかつ臨場感のあるサウンドが出てきて驚かされましたね。
耳をふさがない自然さも、ワイヤレスイヤホンでは定番のノイキャン要素も、どちらも諦めない。まさに、オープンイヤー新時代のフラッグシップといったモデルでした。値段もフラッグシップ級ですが、ながら聞きを好む人ならば納得の体験になるはずですよ。
The post 耳をふさがないのに静寂。Shokz「OpenFit Pro」が、オープンイヤーイヤホンの新時代を切り拓く appeared first on GetNavi web ゲットナビ.