一般的な存在になった文字起こしアプリ。だが、選択肢が多いゆえに、どれを選べばいいか迷ってしまうこともあるだろう。そこで今回は、主要なアプリ4種の実力を検証した。
【私が試しました】

テックライター・畑野壮太
発表会などの取材やインタビューをすることが多く、録音の機会は多い。現時点で、複数の生成AIを有料プランで使用中。
この会話内容でテストした
A:「そろそろ来期のプロジェクト、具体的に動き出す時期ですね。今回は『既存顧客の継続率アップ』がメインテーマになりそうだけど、どうですかね」
B:「賛成です。最新の市場動向を見ても、新規獲得より顧客生涯価値を重視する流れが強まってますし、妥当な判断だと思います」
A:「そうですね。まずは過去の解約理由を洗い直して、どこにボトルネックがあるか特定することから始めましょう」
B:「了解です。カスタマーサクセスチームからも現場の声を吸い上げておきます。ただ、今のメンバーだけだと少しリソースが足りない気がしませんか?」
A:「そこが課題ですよね。必要なら外部リソースの活用も視野に入れて、予算案を組んでみます」
B:「助かります。あと、進捗管理は一元管理しませんか? 情報の透明性を高めたいんです」
A:「いいですね、その方がスムーズです。スケジュールとしては、来月の第1週までに初稿のプランを役員会に出すスケジュールで間に合いますかね?」
B:「タイトですが、主要なマイルストーンをガントチャート化して、明日までにドラフトを共有しますね」
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抜群の知名度と人気国産アプリの第一人者
Notta
Notta AI
日本発文字起こしアプリの筆頭株。スマホアプリでの録音中に、リアルタイム文字起こしを行うと、自動で話者を分けてくれる。Web版の機能が充実しており、Todoの自動抽出、マインドマップなどの作成が可能だ。
↑録音内容をAIに要約してもらった。見やすく、かつ詳細にまとめられており、そのまま議事録として使用できるクオリティだ。
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【起こした文字がコレ!】
話者1
うーん、そこが課題ですよねえ。必要なら外部リソースの活用も視野に入れて予算案を組んでいます。
話者2
まあ、助かります。あと、進捗管理は一元管理しませんか?情報の透明性を高めたいんですよね。
話者1
いいですね。そのほか、スムーズです。スケジュールとしては、来月の第1週までに初行のプランを役員会に出す予定で、間に合いますかね。
話者2
うん、タイトですが、まあ、主要なマイルストーンをガントチャート化して、明日までにドラフトを共有しますね。
■実力診断結果
「1か所の変換ミスはあったものの、話者区別も含めてほぼ完璧な内容。発言をタップすると、その箇所が再生されます。話者名の一括登録も可能なのは便利な機能です」(畑野さん)
豊富なテンプレートで音声から即資料化
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PLAUD
Plaud AI
Plaudのデバイスを購入すると使用可能になる。その真骨頂は豊富なテンプレートで、文字起こししたデータを、議事録はもちろん、定型の資料や記事などに変換できる。どのプランでも、すべてのAI機能が利用可能だ。
↑アプリ利用は、Plaudのデバイス(2万7500円~3万800円)が必須。Plaud Note Proは、最大30時間の連続録音が可能だ。
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↑文字起こし画面には2つのタブがある。ノートを選択するとテンプレートリストが表示され、それをタップすればデータを整形できる。
【起こした文字がコレ!】
Speaker 1
そろそろ来期のプロジェクトを具体的に動き出す時期ですね。今回は既存顧客の継続率アップがメインテーマになりそうですけど、どうですかね。
Speaker 2
そう、賛成です。最近の市場動向を見ても、新規獲得より顧客障害価値を重視する流れが強まってますし、妥当な判断だと思います。
Speaker 1
そうですね。まずは過去の解約内容を洗い直しまして、どこにボトルネックがあるか特定するところから始めましょう。
Speaker 2
了解です。カスタマーサクセスチームからも現場の声を吸い上げておきます。
■実力診断結果
「変換ミスが2か所ありましたが、音は間違えずに文字起こしできました。ユーザーの声を登録しておくと、話者名にその名前が自動で入る機能も地味に便利です」(畑野さん)
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高いセキュリティでビジネス利用に最適
LINE
LINE WORKS AiNote
セキュリティの厳しい国際基準をクリアした文字起こしアプリ。法人が主なターゲットで、組織管理などの機能も充実するが、個人向けのプランもある。日本語のほかに、英語、韓国語、中国語の文字起こしにも対応している。
↑文字起こしデータの一部を、ハイライトすることが可能。また、会議のメモを残せるほか、関連するURLを記録する機能もある。
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【起こした文字がコレ!】
参加者 1 00:00
そろそろ来期のプロジェクト具体的に動き出す時期ですね。
今回は既存顧客の継続率アップがメインテーマになりそうですけど、どうですかね。
参加者 2 00:10
そう、賛成です。最近の市場動向を見ても、新規新規獲得より顧客障害価値を重視する流れが強まってますし、妥当な判断だと思います。
参加者 1 00:22
うん、そうですね。まずは過去の解約内容を洗い直しまして、どこにボトルネックがあるか特定するところから始めましょう。
参加者 2 00:31
■実力診断結果
「誤変換がひとつだけありましたが、一目見て気づけるレベルの箇所だったので問題なし。『ええ』などの不要なワードが自動で削除されていたのも好印象です」(畑野さん)
文字起こし以外にもユニークな機能が満載
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Screenshot
Texter app
Texter
文字起こしに加え、リアルタイム翻訳、画像・動画からテキストを抽出するOCR、動画の字幕作成などの機能を搭載した国産アプリ。ただし無料版は利用可能時間が非常に短く、話者認識など一部の機能は使えない。
↑「内容まとめ」を使えば、会議の内容を箇条書きで整理できる。また、議事録、講義ノートなど豊富なテンプレートも備える。
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【起こした文字がコレ!】
まずは過去の解約内容を洗い直し、どこにボトルネックがあるか特定するところから始めましょう。
了解です。カスタマーサクセスチームからも現場の声を吸い上げておきます。ただ、今のメンバーだけでは少しリソースが足りない気がしませんか?
そこが課題ですね。必要であれば外部リソースの活用も視野に入れて、予算案を組んでみます。
助かります。それと、進捗管理は一元化しましょう。情報の透明性を高めたいですから。
いいですね。それ以外はスムーズです。スケジュールとしては、来月の第1週までに初回のプランを役員に提出する予定ですが、間に合いますか?
タイトですが、主要なマイルストーンをガントチャート化して、明日までにドラフトを共有しますね。
■実力診断結果
「変換ミスは2か所。ともにほかのAIも間違えた箇所でした。このアプリは文字起こしにとどまらない多機能性がウリなので、そこも含めて評価するべきでしょう」(畑野さん)
※「GetNavi」2026年4月号に掲載された記事を再編集したものです。
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