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NAS(Network Attached Storage)自体はひと昔前から存在する。だが最近のNASは自己完結型のローカルAIを備え、データへのアクセスがスムーズに行えるようになっている。


▶NASとは


↑大容量のHDD/SSDを内蔵し、ルーターに接続する機器。PCやスマホなどから、LANやインターネット経由でそのHDD/SSDを読み書きできる。PCの「共有フォルダー」と同様だが、NASは常時電源ONなのでいつでもアクセスできる。

高速なAI処理サービスを自宅内・社内に構築できる


ネットワーク経由で大容量ファイルをいつでも読み書きできるNAS。いま注目したいその次世代型は、CPUやNPUを搭載し、保存したデータに対してさまざまな処理を行えるようになっている。できることは機種によって異なるが、たとえばAIを使った写真の自動分類や、音声の文字起こし、要約や翻訳などだ。


最大の進化は、クラウドサービスを使わずにできるということ。絶対に漏らしたくない機密データも、自宅や仕事場のLANから出さずに処理できるわけだ。クラウドサービスのように、分量や精度によっては料金が発生したり、混雑時に応答が遅くなったりしないのもメリットだ。


また、多くの製品は、ウェブブラウザ経由で他のPCやスマホからアプリの実行もできる。たとえば外出先のスマホから、NASの高速な処理能力とアプリを利用して、文書作成などができるわけだ。ネットにつながってさえいればいつでもどこでも膨大なデータとマシンパワーを利用できる「次世代NAS」。AIの需要の高まりとともに、今後ますます注目されていくことだろう。


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